大鰐町唐牛の藤田さん園地にて自然薯の収穫が行われ、
我々弘果職員も取材&お手伝いをさせていただきました!
平成29年11月中旬、
青森県では初雪が”どかっと”降ってきました。
そして、自然薯が栽培されているのは、大鰐町の山。
こちらが自然薯の畑です。
雪に埋まっちゃってます…。
こちらの自然薯の生産者は、御年79歳の藤田さん。
もちろんまだまだお元気ですが、
20代の若い弘果職員がただ横で見ているだけにはまいりません。
とっても寒い日でしたが、
防寒ジャンパーを脱いで汗をかきながら掘ってきましたよ!(笑)
自然薯は「山に自然に生えるもの」という意味で
「自然生(じねんじょう)」とも書き表します。
自然に生える自然薯は、ぐねぐねと曲がりくねった形で収穫が困難…
そこで、栽培時にはシートを敷いてまっすぐに伸びるようにしてあげます。
土の中からシートを優しく引っぱる藤田さん。
自然薯が姿を現しましたー!!
…おや?
ちょっと、細い…??
そうなのです。
今年は干ばつや日照不足の時期があったりと、
自然薯が大きく育ちにくかったようです。
ですが、
その分味や風味がぎゅぎゅっと濃縮されているとのこと!
食べたいなぁ…
とボーっとしていた弘果職員に、
藤田さんが「もっと掘れ」と指示します。
はいっ!働かざる者食うべからず!!
さて、ところで皆さま、
「自然薯と長芋って何が違うの?」
と思ったことはありませんか?
「粘りが違うんでしょ?」
正解です!
でもそれだけではありませんよ!
ヤマノイモの仲間である長芋も自然薯も、
含まれている栄養成分はほとんど同じです。
しかし、
栄養の濃さは、自然薯の方がはるかに上なんです!
自然薯の機能性といえば、有名なのは「男性の活力アップ」!
ですので男性にオススメ!…なだけではないんです。
自然薯に豊富に含まれるアミノ酸の一種、アルギニン。
アルギニンは、
・成長ホルモンの分泌を促します
・代謝を上げてダイエットにも◎
・細胞の修復を助けて疲労回復
・免疫力アップ
などの効能を持つと言われています。
さらに、食物繊維は長芋の2倍!
老若男女にぜひ食べていただきたい栄養満点食材なんです♪
では次に、
自然薯の美味しい食べ方をご紹介したいと思います。
「自然薯は皮を剥いてはいけません」!
ひげを火で炙って取り除いたら、
たわしでごしごしと洗うだけ。
そしてすりこぎですると…
スゴイ!!
箸で持ち上げられる!!!
おもちみたい!!!
「粘りが違う」と噂には聞いていたものの
実際に自分の目で見たら感動しました!(笑)
そのままとろろでいただく場合には、
出汁を加えてのばしてお召し上がりください。
地域によってはお味噌汁でのばして食べることもあるようです。
それも美味しそう!!
とろろにしてご飯にかけて良し。
おつゆに落としてふんわり自然薯玉をいただくのも良し♪
津軽の自然の恵みに感謝しながら、
寒い冬を乗り切る元気をいただきましょう!
当ページ上で紹介した食材の効能について、
インターネット上の情報を精査してまとめたものでありますが、
その効果を保証するものではありません。
栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。